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(映画)アイランド/THE ISLAND
2005年 07月 25日
そのうちに、こんなことが実現できるほどの科学技術もできるのでは、との、近未来SFアクション映画です。
うちの娘は、このところユアン・マクレガーどっぷりで、一般公開に先駆けての会員用の特別上演を、早く予約してねと言われ、クローンがテーマは、なんだか乗り気がしないという息子も、すでに予約入れたからと有無を言わさず、一緒に観て来ました。一人8ドルですので、学生料金よりもさらにお得でした。ちょっと引いていた息子もかなり楽しんで観ていて、私も面白かったです。主役二人が、「走れ~!」と、白いジャージ上下で走り出すと、あとはずっとハラハラしっぱなしです。普段からX-BOXのゲームソフトで体を使って対戦もしててトレーニングはばっちりという設定ですが、それでも丸腰の二人、しかも社会常識皆無という設定で、危機一髪の連続ですから、迫力ありました。毒蛇をみつけても、「何かしら? 知ってる?」「なんだろうね?」の世界ですから・・・。 会話も、精神年齢のギャップや振る舞いなどで、あちこち、笑える箇所がありました。見た目は大人、頭脳は15歳、生まれてからも、せいぜいまだ3歳とか4歳なんですから。 おひげの無いユアンは、ジェダイ姿より、ちょっと若返った感じ、クローンとして生産されて3年ほどで、知能は15歳程度に抑えてあるとの設定で、さらに若く見えるらしいです。^^ 後半にクローンの元の人間とのツーショットが出てくるのですが、うまく演じ分けられてます。元の人間はスコットランド訛りで、ユアン自身がスコットランド出身であり、その辺でうまく笑いも取っています。写真は、二人がロサンジェルスにやってきて、たくさんの敵に包囲されて逃げ惑うシーンで、ご都合よく、初めて見たばかりのこのような乗り物を、熟練のジェダイかのごとく、巧みな運転で切り抜けます。ありえないけど、もうノリで許すしかないです。^^ 悪役のクローン技術で大もうけの科学者ショーン・ビーンは、「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア、スター・ウォーズのジェダイ対ボロミア、なんて思いながら観てしまいますね。(笑) クローンとして作られた彼らは、植え付けられた過去の記憶から、何の疑いもなく、大気汚染の地球から隔離されて、日々、完璧にコントロールされた食事、トレーニングや、簡単な作業を繰り返し、アイランドと呼ばれる汚染の及ばなかった島への移住を待って暮らしています。 アイランド行きに選ばれると、そこの人たちは大喜びなんですが、実際は、クライアントが、病気になり、クローンの内臓などのパーツを取り出す時がきたということで、それはつまり、クローンは殺されるわけです。予告編でも、この辺の事情は承知のことと思いますので、ネタばれでもないですね。 ヒロインのスカーレット・ヨハンセンは、「真珠の耳飾の少女」で、フェルメールの絵画のモデル役をしていた女優で、本当にきれいな顔立ち、笑顔の可愛らしい女優さんです。スーパーモデルが彼女のクローン元のクライアントなのですが、そのCMが途中で出てきて、CM中のキスシーンを見て、クローンである彼女が、自分の唇を指で触る、なんて細かいとこも、なかなか面白かったです。 クローンの彼らの逃亡を阻止するべく雇われた、ジャイモン・フンスーは、「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」「グラディエーたー』に出演していた男優さんで、精悍な狩人として、二人を追い詰めていきます。なかなか渋いキャラを演じてます。 中盤で彼らを助ける施設の技術者のメガネの人、この人が出ると、急に現実味を帯びた世界への架け橋という感じになり、いろいろと小道具もうまく使っています。施設の外の世界でも、この人と、まず接触するのですが、ユアンが彼を見つけるのは、彼がトイレの中で座っているところ、それをかまわず、引きずり出して、口論となっているところに、人が来て、「あれ、お邪魔?」なんてシーンや、彼の家で、普通の服を借りるのに、夜のお楽しみ用の衣装(ナースとかの)が何着も出てきたりして、このあたり、一風変わった俳優さんの持ち味なんでしょうね、きっと。 子供たちが言うには、かなり、「FF9」 だそうです。(←これは私には意味不明ですが)それに、「マトリックス」、「マイノリティ・リポート」などの近未来を描いた作品が思い出される箇所もあって、という感じです。 感動なところはそれほどもないですが、スポンサーを上手く取り入れたり、いろいろと楽しめる娯楽作品だと思います。
by melbournedayori
| 2005-07-25 09:59
| 映画
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