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(花)アルム(Arum)
2005年 09月 30日
裏庭にあった元気の良いサトイモ科らしき植物、葉の形から、きっとカラーの花が咲くのだろうと、これは何色かなと楽しみに待っていたのでした。よその庭では次々とカラーの清楚な花が咲き誇っているのに、うちのは花が咲かず、かなりがっかりしていたのでしたが、実はカラーではありませんでした。 今朝、洗濯物を干しに出て裏庭に出て、花芽はまだかいな?・・・と見ると、何か葉とは違う色形のものが葉の中に埋まって見えていて、これが、この植物の仏炎苞でした。 英名 Lords-and-Ladies サトイモ科 アルム属 原産:ヨーロッパ南西部・カナリヤ諸島 根の塊茎からほこ型または矢じり型の葉を出し、大きな仏炎苞の花を咲かせるサトイモ科の植物です。 このサトイモ科の植物は、花が集まって穂のような形をした肉穂花序(にくすいかじょ)という構造の花をつけます。そして、花序の基部には特別な苞葉が付きます。この苞葉を仏炎苞(ぶつえんほう)と呼びます。本来の花である肉穂花序よりも仏炎苞の方が目立つ種も多いのです。カラーや水芭蕉も同じで、この部分を花びらだと間違いそうになるのです。 アルムは葉に白斑が入るものが普通だとのことですが、裏庭にあるのは、斑入りの葉ではありません。花が咲いた後、赤い実がなるとのこと、どんな実がつくのやら、楽しみです。
by melbournedayori
| 2005-09-30 12:54
| 花・植物
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