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メルボルンで大学受験
2005年 11月 22日
高校を卒業したての娘の大学入試は、筆記試験のほうが少し前に終わり、しばらくほっと一息でしたが、いくつかの学部は面接が課され、今日、第一番目の面接を受けてきました。
「VTAC Interviews」 というのが、今日行われた面接試験の名称だとのことです。 高校での授業で作成した作品を、ポートフォリオにまとめたもので、A2サイズで15点、それにサブ資料としてのスケッチブックもくわえて、試験官の前でプレゼンテーションし、質問を受けたり、反対に質問をさせていただいたり、といった内容でした。 今日、受けてきた大学のキャンパスは、バスと電車を乗りついで、降りた駅のすぐ目の前。自宅から小一時間ほどで着きました。 以前、日本で姉たちの高校入試や大学入試に付き添って行ったことがありますが、今回の娘(三女)の受験に付き添いは、初めての体験です。 かなり余裕を持ってでかけたので、目的の駅に着いたときは、まだ1時間も時間が余って、いったんグロリアジーンズに入って、ゆっくりとカプチーノ、娘はホットチョコレートを飲んで時間を調節。付近もちょこっと探検してからになりました。 こんな像を飾ったお店がありました。こういう人形を販売しているのでしょうか?? 大学の中庭で、いくつか花の写真も撮りつつ、面接会場にたどりつきました。この大学のキャンパスは数箇所に分かれていて、ここのキャンパスはかなりこじんまりしています。メインの大学キャンパスは家からもっと近いのですが、合格したら、ちょっと遠いけどここまで通ってこなければなりません。 写真は建物の前に置かれた試験受付の案内です。 中に入ってすぐに、デスクに名簿を並べて座っていた人に、受付をしてもらい、名前をチェック。 娘 : 面接はここですか? 受付の女性 : そうですよ。そこでお待ちください。二人ほど待つと順番になります。 その案内を聞いて、その横の廊下に並べられた椅子で待っていたのでした。 次々と、受験生が、大きな絵や、ファイルのフォルダーを両手いっぱいに持ってやってきました。ほとんどの人は、母親や、父親や、あるいはその両方が付き添ってきています。やはり荷物が多いので、付き添ってくるのね、と思ってみていましたが、中にはコンパクトにまとめて背中に背負って付き添い無しの人もいました。 面接には、どんな服装が良いのかと、知人や留学生の先輩の大学生に聞いたところ、やはり第一印象を整えて、とのことでしたので、服を貸していただいたり、あわてて靴を買ったりして、すっきりとリクルートスタイルにして臨んだのでした。 しかし、行ってみると、オージーのほかの受験生たちは、男の子も女の子もほとんどジーンズなどの普段着ばかりで、びっくり! ビーチサンダルを履いた女の子もいました。なんともざっくばらんなお国柄といった感じです。 面接は、3つの部屋で行われているようで、係りの人が出てきて、名前を呼び、呼ばれた受験生が入っていきました。うちの娘は、いったいどのドアから呼ばれるのだろうと、待っていたのですが、なかなか名前を呼ばれません。どういう順番になっているのかもわからず、まずは、私たちよりも先に来ていた人が、入るのを見送り、そろそろかなぁと、ドキドキしながら待っていたのでした。 しかし、私たちよりもあとから来た人も、先に呼ばれるので、何かおかしいのでは、と、受付に再度確認に行くと、実は、3階に上がらないといけないのに、それを教えてもらっていなかったことが判明して、娘と二人で、真っ青に・・・。 受付してから、時間はすでに50分以上も経過していました。当然ながら書類に提示されていた時間はとっくに過ぎています。 これは、もちろん大学の受付さん側のミスです。 そのとき受付にいた男性も驚いて(最初に受付したときは女性でした)、一緒に3階まで案内して手違いがあったことを、試験官のかたに伝えてくれました。試験官の一人と思われる中から出てきた人も、心配そうな私に、「大丈夫ですよ」といってくださったのですが、本当にショックで、二人ともかなり青ざめていたはずです。 娘が面接の部屋に消えたあと、廊下に展示のアート作品や窓の外を眺めていると、エレベーターがまた上がってきて、私たちよりも到着はずっとあとでしたが、大きな油絵を何点も持ち込んでいて、やはり一階の廊下で待っていた男の子と母親も3階に上がってきました。 私たちだけではなくて、ほかにもそういう目にあった人がいたことで、少しは安心しました。 20~25分くらいして、娘が出てきて、面接の内容を聞きながら、駅まで歩き、電車に乗って、サウスヤラまで行って、レシピエさんでケーキセットを注文して、ようやっと人心地ついたあと、シティを回って、買い物を少しして、家に戻ってきました。やれやれ・・・。 面接は来週月曜日にも、今日と違う大学のがあります。そのあとは、まだ予定がたっていません。娘の友達もその他の大学から通知はまだ来ていないとのことですので、まだなのでしょう。待つしかしょうがないですね。12月になってからあるのかも。 このあとは、12月の半ばに、日本のセンター試験の成績のような感じで、11月前半に各自の高校で受けた試験(州で統一の試験)の成績から、計算した各受験生の得点がインターネット上で公開されます。筆記試験だけではなくて、ドラマなどの授業を取ると、7分間の一人芝居などパフォーマンスの試験を受けたりもするようです。娘が受けたアートの試験は、色鉛筆などを使って実際に絵を描く試験や、いくつか提示された絵や写真からひとつ選んでエッセイを書くというのもありました。日本のセンター試験もそうですが、受験科目で差が出ないように、科目によって、得点に上乗せや、差し引きなど操作が加わります。その成績の数字が各自の持ち点となって、大学の合否判定に関わってきます。 学部によっては、その点数と学校から出された高校での成績のみで合否判定が行われます。すでに受験のすべてを終えて、合格通知をひたすら待っている人もいれば、まだまだ娘のように実技系の学部をめざして面接試験が現在進行形の受験生もいるのです。 大学の合格者発表は、1月半ばに、新聞紙面に、受験番号と住所の郵便番号と受験生の名前のイニシャルのみが、出て合否がわかり、その後正式な書類が家に郵送されてくるのだそうです。まだまだ、落ち着くまで時間がかかるようです。 はてさて。 どこか、うちの娘を受け入れてくれる大学がありますように。
by melbournedayori
| 2005-11-22 18:08
| 豪州&メルボルンのネタ
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