メルボルン便り
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メルボルンでの生活は2006年6月24日で終わりました。ここでの更新はもうありません。今のところは、ブログ活動は休止中です。ここにご訪問いただいた皆様には大変感謝しております。 (如月クロエ)
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(映画) アントニオ・バンデラスの「Take the Lead」
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アントニオ・バンデラスのダンス映画です。といっても教えるほうなので、ダンスシーンの主役は、高校生の子達だと思うのですが、それでも「踊るバンデラスを見たい!」という願望は、しっかりと満足しました。^^

b0015002_9485797.jpgアントニオ・バンデラスのダンスシーン、古いところでは「エビータ」最近では「レジェンド・オブ・ゾロ」にもありますが、今回のやる気のないニューヨークの高校生たちの前で、その目の輝きを一発で変えるダンス、良かったです。ダンス相手役の女性も色っぽいこと、そして、もちろんバンデラスもとてもダンディです。

このバンデラスの演じる Pierre Dulaine は、実在のダンスの先生で、ニューヨークの学校で、子供たちに社交ダンスを教えた実話を元にできた映画です。
b0015002_9505035.jpg学校でも家庭でも、押しつぶされそうな現実を背負う子供たちは、当然ながら最初はなかなか心を開かず、ボランティアで社交ダンスを教えるというデュレインの熱意もどこ吹く風ですが、個々の生徒との交わりや、学校の先生、PTA(のような)たちとのエピソードの中で、ダンスが教えるものが何かを示していくのです。

スペイン語訛りの英語で、熱心に語るデュレイン先生。

「信頼すること、そして、信頼を裏切らないこと」彼の示す、生徒たちへの愛の中に、生徒たち自身も、周りを癒す力を得ていきます。

形式だけにとらわれることもなく、生徒たちの大好きなヒップホップの音楽やダンスも取り入れたアレンジもあって、最後のコンテストのダンスは、楽しいものに仕上がっていました。

公式ページ。ノリのよい音楽が流れてきます。

下のポスターの男優は、映画「フック」のルフィオ役で出ていた人。大人になった~。
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感激度10点 (こういう先生がどの学校にも欲しいです。教育に携わる方にはぜひみてもらいたい)

b0015002_95597.jpgお笑い度  8点(目のくりっとした小柄な黒人の生徒が、ツボをしっかり、校長室前のドアがらみのシーンとか。(笑)自転車のエピソードや、バスの中でダンスを練習するシーンもなかなか~)


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かっこいい度 9点 (バンデラス、1960年生まれ、ということは、40代後半です。最近、コメディー子供スパイ映画の親役とか、子猫の声とか幅広くされてますけど、今回は、ばっちりと渋め、目茶カッコイイ!)

音楽の良さ度 9点 (古い音楽も新しい音楽も、どれもステキ♪)

セクシー度 10点 (もちろんフェロモンのバンデラスなので。^^ しなやかな女性ダンサーの動きに衣装、情熱的なダンスでセクシー度は満開です!)

ハラハラ度 6点 (生徒たちの中でも一番重要な役のお二人、家庭のことなどで少しハラハラ、それと社交ダンスを習いにきている白人系の人たちと、ボランティアで習っている高校生の子達とで、火花が散るシーン)

また見たい度 8点 (日本ではこれから公開かな。もう一回確認の意味で字幕付でみなくちゃ)

総合満足度 8点 (踊れる方も踊れない方も、ダンスがしたくなる。特に遠慮がちな人でも、曲のノリに、リズムを一緒に取りたくなるというものです。しかしけっこう似たような作品の多い中で、バンデラス、ダンスというカテゴリーが好みかどうかで評価が変わるだろうと考えて、2点減点しました。お好きな方は迷わず満点♪)
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by melbournedayori | 2006-06-02 10:15 | 映画
(映画)X-MEN:ファイナル・ディシジョン / X-Men: The Last Stand
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それぞれに違う能力の個性のあるミュータントたち、一人ひとりのエピソードで、ドラマシリーズにして欲しかったとは、観終わった時点での10代の息子たちの意見でした。タイトルに Last という言葉も入った3作目です。1作目、2作目でかなり気に入った人には、3作目の出来は、ちょっと物足りないみたい。反対に、あまり期待をしていなかった私は、それなりに、あんなのが出てこんなので・・・と、楽しめました。
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観るところが違うと思いますが、ミュータントの学校の由緒ありそげな建物や庭を、もう少しじっくりと観たかったです。(笑)

ハラハラ度 8点 (映画館で見ると迫力ありますね。特に、赤い髪の人の家がぶっつぶれるところと、橋を飛ばす場面)

感激度3点 (終わりのはずと思ったけど、幕切れがなんか微妙)

お笑い度  1点 (ほとんど無いと思いますが、台詞で一箇所笑いが起こってました) 

面白度  7点 (いろいろなミュータント能力があるんですね。観た後の会話は、けっこう延々と続くと思われます)

かっこいい度 8点 (主人公はかっこ良かったです。オージー俳優さんです。ハル・ベリーさんも美しく強く、こういうアクションものがやたらと似合いますよね。)

セクシー度 7点 (ほとんどがぴっちりとした衣装ですからね。^^)

また見たい度 2点 (テレビとかでやっていたらネ)

総合満足度 5点 (目新しさをあまり感じないのと、もっと奇跡的な何かを勝手に期待してしまったため、奥の深さがいまひとつ・・・)
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by melbournedayori | 2006-05-26 08:44 | 映画
(映画) 「ダ・ヴィンチ・コード」 ~The Da Vinci Code~
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「本を読み終わったよ」と、このブログで書いたのは 2004年9月14日でした。ずっと本屋さんの売り上げ№1の座を占めている、ダ・ヴィンチ関係の本、という知識しかなくて購入したのでした。

たくさんの単語を辞書を引きつつ、登場する団体や謎の歴史のことをネットで検索しつつ、頭を悩ませながら、読んだのでした。次々と登場の暗号も、答えの出る前にそれなりに推理してみたり。
b0015002_17184857.jpg初めて読んだときには、予想外の展開内容で、衝撃を受けました。だって、私、クリスチャンだし・・・。最初は、こんなのを読んだっていっていいのやらと思いましたが、でもこれで、信仰を失くすなんてことは考えられないと思い直しました。フィクションですから。普通の推理小説なんです。わざわざ禁止の本や映画に指定するほうが、変だと思います。あちこちで、ボイコット運動や、細かくカットの指定や断りを書くようにとの要請もあったように聞きますけど。

もう一度繰り返しますが、小説の内容は、フィクションですから。原作者がなんと言おうと小説は小説。映画もそうです。暗号や歴史ミステリー好きなファンの好む娯楽作品です。この小説や映画のせいで歴史が変わるわけではないですよね。

ということで、私の好きな俳優さんのトム・ハンクスさん主演ということで、本当に楽しみに初日に予約を入れて、昨夜観てきました。

観客は、初日の最終の時間帯だったせいか、年齢層は低め、20代~30代が多かったです。年配はずいぶんと少なかったです。客席のいつもの倍以上は席が埋まっていて、やはり期待度の高さを感じました。
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反応のほうは、いくつか笑わせるくれる台詞があって、笑い声も数度、襲われるシーンに複数の悲鳴があった以外は、総じて観客はおとなしく観ていていました。やじる声などは、まったく無し。すでにベストセラー本を読んできた人が多いのだろうと思いました。

それでも、私の隣に座っていたアジアン・カップルは、途中から、彼氏の解説の声が時々聞こえてきてました。それと、観終わってから、「マリアって、ジーザスのお母さんでしょ?」なんて友達に尋ねている女性もいました。歴史や聖書に親しくない人には、ぜんぜんわけのわからない展開だったのだろうと思います。疑問を持った方には、これを縁に、ぜひ聖書を手に取る機会になれば良いなと思います。

ぜひ予習してから観るべきです。そして、あ、ここ原作と違う・・・なんて検証しながら、謎解き自体には余裕を持って観るべきでしょう。映画では、それこそあっというまに正解出されてしまいますから。時間の制限があるので、これは仕方がないのでしょうね。
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ヒロインのオドレイ・トトゥさん、可愛い女優さんですね。「アメリ」からは5年経ったのでした。衝撃の秘密を知るたびに目を見張らせるシーン続出でしたが、好演だったと思います。

ラングドン教授は、もちっとダンディーな、との予想だったのですが、かなりトム・ハンクスさんが老けて見えました。残念です。

イアン・マッケランさんについては、「・・・・・なのに・・・・・。」との意見を持ったのですが、ネタばれになるので、ここで言うのはやめておきます。
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ほかの登場人物は、配役は大変良かったように思います。原作の雰囲気を良く出していました。

ルーブル美術館には、ぜひ行ってみたいものです。この映画を観てまた強く思いました。
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by melbournedayori | 2006-05-19 10:45 | 映画
(映画) ミュンヘン MUNICH
ズシーンとくる映画でした。実話をベースに作られた作品。

子供たち二人と一緒に観てきましたが、すっかり映画の重い空気に包まれてしまって・・・。

本当に色々と考えさせられる映画でした。

あの名作「シンドラーのリスト」のスピルバーグ監督が、再び世界に平和とはと問いかけてきます。より多くの人が、この映画を通して語り合うことが監督のこの映画を撮った理由だと思います。
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映画の筋を少々。非情なミッションを与えられた男は妊娠中の妻にも、どのような仕事なのか言うこともできずに、また、いつ帰れるかもわからないまま出かけていきます。標的を追い命を狙う仕事なのです。標的は11人、1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエルの選手を人質にしたパレスチナのテロリスト事件に関わった人物の抹殺という仕事でした。

冷酷にならざるを得ない仕事の中で、ターゲット以外の人物を殺すことのないようにと注意しながら、ひとつひとつ情報を得て準備をして、という生活が続きます。

通常のスパイもの映画によくある、悪を懲らしめる正義のヒーロー像という描き方ではなく、幸せとは、家庭とは、そして平和とは、そんな疑問を投げかけながら、話は進みます。

家庭を犠牲にしての仕事に、出産直後にはなんとかかけつけますが、ともに成長を見守ることができず電話越しでしか離せない日々。
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愛らしい娘の片言の「ダ、ダ、ダディ」に、思わず嗚咽する主人公。このシーンに涙・・・でした。一緒に観ていた娘も息子も「ううぅぅぅ~」と声を出して見入っておりました。

やがて追う立場から追われる立場にも・・・。仲間が一人、また一人と殺され、あるいは自殺したりとチームも崩壊していきます。自分たちがやってきた仕事をなぞって自分の身の回りを警戒し始めます。不安で眠れなくなり、物音に怯え、クローゼットの中で眠る生活に・・・。ようやっと家族の元に行き、子供との生活が始まっても、神経は休まることなく・・・。

主役のエリック・バナさんですが、「トロイ」でブラッド・ピットと死闘を演じた王子様でした。あのときの存在感もすごいと思いましたが、今回も本当に素晴らしかったです。

人々の命を救った「シンドラーのリスト」のほうが、わかりやすいと思われる方も多いのだろうなと思います。「ミュンヘン」のほうは、対極にある人の命を奪う仕事なのです。目をそむけたくなる多くの殺戮シーンがでてきます。ですので、人によってはこの映画、好き嫌いがかなり激しく出てきそうに思います。

私は、あの「シンドラーのリスト」が陽で、この「ミュンヘン」が陰、スピルバーグ監督だからこそ、この両極の映画が生まれたのだろうと思っています。この話のベースになった本も出ているそうなので、ぜひ読んでみたいと思っています。

憎しみは憎しみしか生まない。
報復だけを叫んでいては本当の平和は来ない。
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by melbournedayori | 2006-02-08 09:32 | 映画
(映画)レジェンド・オブ・ゾロ / The Legend of Zorro (2005)
今年のメルボルンでの映画鑑賞、第一弾は、ナルニア物語になる予定だったのに、それはすでに観た娘と一緒に、「レジェンド・オブ・ゾロ」になりました。

6年前の『 マスク・オブ・ゾロ (1998) THE MASK OF ZORRO 』のヒーロー、ヒロイン主役二人が続投で、その続編として作られた映画です。

ゾロは、私は子供の頃に小説で読んだヒーローで、何度かこれまでも映像化されています。アラン・ドロンのもありました。カリフォルニアがスペイン領だった頃の話です。

この6年前の作品のほうは、アンソニー・ホプキンス、アントニオ・バンデラスの旧と新の2代ゾロという設定で、半端な田舎もののアントニオ・バンデラスが、鍛えられ人間としても磨かれていく過程などもオリジナルにはなく新鮮で大変面白く観ました。その続きということで期待もあって観にいきました。出来のほどは、無難にまとめて、ちょっと新鮮味には欠けたかなという感じです。

旧ゾロのアンソニー・ホプキンスが今回も少しくらい出演しているかな、なんて期待をしていましたが、それはありませんでした。

主役のお二人、アントニオ・バンデラス(ドン・アレハンドロ 役/ ゾロ役)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ (エレーナ役)、どちらも、変わりなくセクシーでアクションも相変わらず華麗なこと、10年目の夫婦としての危機などの話も絡んでの派手な夫婦喧嘩も入ります。
去年見た「ミスター&ミセス スミス」のお二人の夫婦喧嘩のほうがド派手で、ちょっと負けてしまった感じがします。(^^;;

元気に育った一人息子には、彼の父親と祖父もゾロその人だということは内緒にされていて、少年心にゾロに憧れて育ち、真似ばかりしています。ゾロに憧れる反面、いつも留守ばかりの父親にかまってもらえないことに不満を持っているうようですが・・・。子役の少年、あどけない笑顔に、これもばっちりのアクションシーンも入って、見せてくれました。

アクション映画好き、ゾロそのものや旧作のファンにはもちろん、とても楽しめる作品だと思います。馬好きな方にもお薦めです。^^つやつや黒光りしたゾロの愛馬、今回もいろいろと活躍してました。 エレーナが欲しがったパイプが、あとでなんだか面白いことになっていて笑えます~!^^
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by melbournedayori | 2006-01-25 17:03 | 映画
(映画)キング・コング
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評判の良いリメイク版のキング・コング、やっと長女が付き合ってくれて、今年初めての映画鑑賞に行ってきました。

たっぷり3時間の映画ですが、なかなか中身が濃くて、退屈することもなく観ることができました。
パニックの連続で、ハラハラドキドキ、スリル満点。髑髏島では、いろいろな生き物が出てきて、相当エグいシーン続出でした。恐かったです。

主演女優のナオミ・ワッツさんが、とても綺麗でしたよ。「美女と野獣」・・・文字通りでした。コングも、とっても男前に見えました。二人のツーショット、大自然をバックにそっと寄り添うシーン、良かったです。もちろんですが、ニューヨークのビル上のシーンも。メルボルン居残りで先月この映画を見てきた娘は、最後のシーンで泣いたそうです。
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いろいろと特殊技術を駆使しての映像ですが、本当になんでも自由に表現できるようになったものですよね。
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この人間同士のカップルのキスシーンもありましたよ。命がけで彼女を救いにいく、劇作家役のエイドリアン・ブロディさんもかっこよかったです。女性なら、こんな風に守られてみたいものです。^^

さて、今年も早く観たい映画が目白押しです。メルボルンに戻ったらさっそくナルニア物語が待っています。今日は、予告編、ダヴィンチコード、トム・クルーズのミッションインポッシブルⅢを初めてみました。5月頃になるようです。夏にはパイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストなどもありますね。楽しみです。^^アドベンチャーばっかり。(^^;;
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by melbournedayori | 2006-01-03 00:39 | 映画
(映画) ブラザーズ・グリム(The Brother Grimm)
オーストラリアではやっと先週から公開の始まった「ブラザーズ・グリム」を見てきました。
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アメリカ、日本の映画サイトでの評判は、5段階で真ん中あたりなどと、あまりよくない点でしたので、それほど期待はしていませんでした。マット・デーモンが出ているということで、子供たちと、じゃ、マットを観にいこうかと話がまとまって観てきたのでした。なので、がっかりでもいいようにと、火曜日の映画館の安い日(大人8ドル)を選んで見てきました。

しかし、期待せずに見た割には、けっこう面白く怖がりつつ話にのめり込んで観てました。子供たちも見終わって、「期待してない割りにけっこう面白かったな~」との感想を言ってました。

多くの童話が詰め込まれて話がごちゃごちゃという批評もあるようですが、それが返って先が読めないということもあります。現実の世界の歴史上実在の童話作家の話ではなくて、あくまでパロディーなのです。

強引に、シンデレラのエピソードを入れたくて、そのためにわざわざグリム兄弟が、家の掃除をさせられていたり、なんて、とってつけたような場面もあって、まじめな伝記や、御伽噺のファンタジーを求めている人が見ると、そこで白けてしまうのかもと、世間の評価の低さのことを思いました。

「ヘンゼルとグレーテル」「赤頭巾ちゃん」などの恐ろしい森の中に入っていく子供たちのシーン、大きな狼登場などで、怖くてかなりドキドキです。大量の虫のシーンや、中世の拷問シーンも出てくるので、そういうのが駄目な人には向かないです。
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ストーリーは、ちょっと現実的な兄に、なんとなくドン・キホーテを思わせるような弟、といった性格で、この二人が協力しつつ、村の人々を助けようとする、簡単に要約すると、そんな話なのですが、おとぎの国の登場人物に加えて、かなりブラックな描写になりますが、フランス人、ドイツ人、イタリア人といったそれぞれのお国柄を強く個性にした登場人物が絡みます。

村人で森への案内役になる謎の女性も、ずいぶんと型破りな登場から、その後も大活躍で、男性陣がへっぴり腰でいかにも安っぽく弱そうに見える武具をつけて森に入っていくときも、ずいぶんと颯爽としていました。で、勇ましい彼女なのに、途中からなぜか赤いドレス姿、何か伏線かな、なんていぶかしんでいたら、最後には白いドレスで棺おけのなかに、例のおきまりの御伽噺のヒロイン役までしてました。
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最後に、忘れてはいけないのは、鏡の女王として登場のイタリアの宝石と呼ばれている美しいモニカ・ペルッチさんです。とっても昔風の衣装が似合って、きれいでした。魔女としての凄みのある怖さも迫力でした。かなり特殊メイクの効果ですけど。(笑)
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by melbournedayori | 2005-11-29 17:16 | 映画
(映画) プライドと偏見 / PRIDE & PREJUDICE
ジェーン・オースティン原作の「高慢と偏見」の映画化です。
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舞台は18世紀末のイギリスの片田舎。5人姉妹の嫁ぎ先を心配する一家の隣に、裕福な独身男性が引っ越ししてくるというところから、話が始まります。今と違って、女性が自立ということは、この時代には無かったのですね。それでも、親の決めた相手を何が何でも受け入れて、なんてこともなく、自分で選ぶことはできたようです。

男性が片方の膝を床について、プロポーズの言葉を言うシーン、2度出てきます。
       いや~、こういうの、やって欲しかったよ・・・。

主演は、「ベッカムに恋して」「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のキーラ・ナイトレイさん。元気いっぱいのお姫様役もよかったのですが、ヒロインのエリザベス役も、ぴったりの雰囲気でした。おとなしいおっとりタイプの長女と対照的なきっぱりとした性格の次女の役です。
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出会いも、その後の会話でも、あまりいい感じではなかった二人、せっかくの気持ちを近づけるチャンスも、なんだかんだと周りの人の状況も影響して、なんとも上手く運ばないのです。
もたもたの二人に、観ていてけっこうイジイジしますよ。(笑)

下の写真は、娘が撮ってきたバス停の映画のポスター。先日の私の真似をして、制服姿の娘、写ってます。いよいよ明日で、学校はおしまいですので、あともう一回着たら、この服ともさようならです。
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ラストディのあくる日は、最後の学年集会で、それぞれ、何か考えてコスチュームを着て、参加するのだそうです。面白いのがあったら紹介しますね。
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by melbournedayori | 2005-10-18 23:02 | 映画
(映画)ホテル・ルワンダの日本公開決定について
映画「ホテル・ルワンダ」の日本公開が決まらない・・・という件について、このメルボルン便りでもお話させていただいてましたが、それが、ようやっと決まったそうです。

以前のエントリを読んでいらっしゃらない方は、↓ を見て下さいね。
2月27日 (映画)ホテル・ルワンダの感想
6月24日 (映画)『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会について

『ホテル・ルワンダ』の公開を求める会のブログ、「ホテル・ルワンダ」日本公開決定しました!
にトラックバックさせていただきました。ここのブログには、この映画の背景や、映画公開を求めての活動が詳しく書いてあります。

このような形で、取り上げられずに埋もれそうになっていた名作の映画が劇場公開に結びつくって、凄いことだと思います。また、厳しい現状の地域の生活が少しでもましになるように、そのことについて知らなかった人が考えるきっかけになればと、期待しています。

「森本毅郎スタンバイ」サイト内「現場にアタック」コーナーで、どうしてこの映画に配給が決まらないままだったのか、大変わかりやすくまとめてありましたので、読んでみてくださいね。

東京での公開状況で、あとの各地での公開も決まるらしいので、ぜひたくさん観にいってほしいものだと思っています。
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by melbournedayori | 2005-10-04 21:23 | 映画
(映画)チャーリーとチョコレート工場/CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
長らく楽しみにして待ちに待ったこの映画、ジョニー・デップ×ティム・バートン監督の世界、本当に楽しんできました。両人の過去の作品を思い出させるシーンもちゃんと盛り込まれていました。(笑)

主演のジョニー・デップでなければ、絶対にこんなに楽しめないです。白塗りがこれほど違和感なく似合うなんて!(笑)いやおうなしに、すっかり、へんちくりんな世界にひきずりこまれてしまいます。
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ロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」の再映画化です。前回のバージョンはかなり古い作品で、初めてその映画をみたのも相当、昔のこと、「ウンパルンパ」の歌が耳にこびりついて、我が家の子供たちにもかなり受けたのですが、実は、まだ小学生のチビたちは、なんでこんな恐ろしい映画を見ているのかと、泣きそうだったらしいです。かなり後でそのことを聞きました。ホラーとかじゃないのですが、怪しい魔法使いっぽくて、あくまで、幼い子供ごころにびっくり、といったところです。
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謎に包まれたチョコレート工場の見学に招待されるゴールデンチケット、世界中で必死で誰もが手に入れようとするのですが、チャーリーというのは、そのチケットを手に入れた幸運な5人の子供のうちの一人です。貧しくボロボロの家に、両親と、両方の祖父母たちとの生活をしています。4人の祖父母たちはひとつのベッドに寝ていて、食事もキャベツだらけのどん底の生活ですが、しっかりと家族の愛に育まれた少年は、家族を大事にするということの喜びをウィリーに教えることになるのです。

今回のウィリー・ウォンカ、前作での何をするかわからない怖い人という感じがなく、無邪気で、イノセント。彼自身はぜんぜん悪意がなくキョトンとしている間に、なぜか工場見学に来た子供たちが、変な魔法をかけられたようなとんでもない目にあうといった感じです。

今回のウンパルンパさんたち、事件が起こると、ワラワラと出てきて、歌ったり踊ったり、音楽や踊りも、毎回趣向を変えてあって、そのつど新鮮です。ダンスの振り付け、ポーカーフェイスっぽい表情など、ディープ・ロイという俳優さんが演じているのですが、めちゃ楽しめました。チョコレートの川でシンクロナイズド・スイミング、もう、可笑しすぎで、声を出して笑ってしまい、息子にたしなめられてしまいました。

動物好きの方には、くるみ割りのプロのたくさんのリスのシーンがおすすめ、とてもかわいいです。
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ウィリー・ウォンカは、「父親」「家族」などのキーワードにひっかかると、白昼夢をみて、彼の過去が徐々に明らかにされるのですが、こういう場面は前作になく、原作のほうでも、たぶんないシーンのはずです。(本が手元のあるわけではなくて、もし間違っていたら、ごめんなさい)決して余分な部分ではなく、よりよく理解できるようになって、これは、うまく取り入れたなと思いました。

ニュース記事で読んだのですが、日本の一部の映画館では、チョコレートの香りつきの上映になるのだそうですね。あれだけ大量のチョコレートを見て、香りもかいだら、映画の帰りはチョコレート売り場に直行でしょうか? 私も、次にスーパーに買い物に行くと、また、例のあのチョコレートを買ってしまいそうです。(^^;;

KOBECCO さすがティムバートン に トラックバックさせていただいてます。
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by melbournedayori | 2005-09-03 19:50 | 映画