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メルボルン便り
melbdayori.exblog.jp

メルボルンでの生活は2006年6月24日で終わりました。ここでの更新はもうありません。今のところは、ブログ活動は休止中です。ここにご訪問いただいた皆様には大変感謝しております。 (如月クロエ)
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『  』バトン
大晦日にルコさんからいただいたバトン企画です。すっかり年越しして三が日も過ぎ、すっかり伸びきってました・・・。  スイマセン (*_ _)人 ゴメンナサイ

『 』の中のお題について問に答えるバトンで、私にくださったのは『神戸』という題でした。

Q1.パソコンまたは本棚に入っている『神戸』は?

・パソコンに入っている『神戸』・・・(一ヶ月前にパソコンを買い換えたばかりですので、少ないです。 神戸の風景の写真 ハーバーランドや三宮、その他の夜景に、空港島、ポートアイランドの花や鳥たち・・・。

・本棚に入っている『神戸』・・・地図帳くらいかな? 本棚には入りませんが、いつもその辺においてあるのは、「KobeWalker」、最新号を、また買いにいかなくちゃ。

Q2.今妄想している『神戸』は?

「もう一度、神戸で恋をしたい」、なんて言ったら怒られますよね~、妄想ですから、あくまで妄想!

Q3.最初に出会った『神戸』は?

実際に初めて『神戸』に訪れたのは何歳だったのか、今となってはわかりません。写真として残っているのは、三宮そごうのレストランでお子様ランチを食べている写真が最古ではないかと。たぶん2歳くらいだと思います。紙製のエプロンをつけてもらって記念撮影・・・昭和30年代半ば、やっと自宅にテレビを購入したり、電話を引いたり、そのたびに記念撮影。今のように楽しいこともあまり無かった時代です。^^

小さい頃、神戸に来るということは、どんなにワクワクすることだったことでしょう。電車だと乗り換えなどがあるし、バスの特別乗車券が手に入ったので、たいてい、バスの便で来てました。2時間半くらい乗っていたと思います。明石や須磨の海を見るまでは頑張って起きていても、そのあと、たいてい、とろとろと眠くなって。そして市電の音がしだすと、やっと目が覚めて窓の外を眺めていました。懐かしい記憶の中の風景です。

灘区の叔母の家までは、三宮から市バスに乗り換えでしたが、必ずと言っていいほど外国人の人々の姿を見かける路線でした。ターバンを巻いたインド人、金髪碧眼の西洋人。(現在はそうでもなくなっています。)エキゾチックな街、神戸。異国情緒が漂い、兵庫県の県庁所在地である都会の神戸は、ずっと憧れの街でした。

ということで、クロエが神戸っ子だと思ってくださっていた皆様には申し訳ないのですが、実は違うのです。生まれは兵庫県の真ん中へん。高校は姫路に通ってました。

私の母はまさしく神戸生まれでした。母の家族は空襲にあうまで神戸に住んでいて、焼け出されて姫路に移っていったのでした。神戸の街は、母にとっては苦しい体験をした街であり、記憶の風景はどこにも無くなってしまったらしく、あまり懐かしく感じている様子でもありませんでした。

その神戸の街に18歳から学生生活で過ごし、卒業するやいなや連れ合いと結婚、その後も、神戸に在住の長い私、今はもう神戸っ子だといっても差し支えないのかな? 子供たちは、当然ながらプライドを持って神戸っ子と称しております。

Q4.特別な思い入れのある『神戸』は?

住めば都とも思いますが、私にとっては、世界中で一番落ち着く街だと思います。

六甲山の緑を背に、世界に開く神戸港の賑わい、多くの外国人が訪れ、愛されてきた街。美味しいパン屋さんがいっぱいある街。新しいものをどんどん取り入れて、奇抜すぎず垢抜けている佇まいに、シックな装いの神戸っ子たち。

大震災を経て、今の姿になった神戸。心の傷はなかなか癒えませんし、まだまだ壊れてしまった家屋のローンも抱えて経済的にも苦労を重ねている人々は多く存在します。ですが震災から11年が経とうとする今、その間、何度もよく話の中で出てきた、「震災前、震災後」という言葉も、そろそろ言われなくなってきたように感じております。

神戸の未来は、今後の空港の活用と、神戸医療産業都市構想の発展といったところになるらしいです。(あまり一般庶民としてはピンとこない話なんですけど・・・)

神戸空港がこの2月に開港すると、空からの玄関も加わることになり、神戸に、さらに便利になる方もあることだろうと思われます。騒音などの問題も、今後は実際に出てくるのでしょうが、神戸の経済を支える人々には熱狂的に支援され実現を待たれていた空港がいよいよ就航します。

空港の手前のポートアイランド二期工事の土地に、着々と神戸医療産業都市構想に沿って先端医療開発研究企業も集まってきています。

地元に資本が集まり活性化することは、反対に寂れてしまうことに比べると、とりあえずの安心感はあるように思われます。今後も発展してほしいものです。

Q5.最後にバトンを回したい5人とそれぞれのお題は?

年越しのバトン、私に来たバトンは、ここでしばらく寝かせておきます。どなたか、これについて語りたいという方に進呈しますので、良かったら申し出てくださいね。待ってます。



              ~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~

最後まで読んでいただいた方、大変ありがとうございました。

私の大好きな『神戸』であり、今も「神戸市民」の私ですが、ここ数年間は留守ばかりで、地元情報には疎くあまり更新されていません。記載中の文章でもしも不都合、あるいは不備な点は訂正させていただきますので、すぐにおっしゃってくださいませ。特に神戸の方にお願いします。

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by melbournedayori | 2006-01-04 12:57 | Webで出会う人々